瀬戸内国際芸術祭 2019 あつまる夏 〜男木島、大島編〜
早々にフェリーの時間になってしまい、後ろ髪を引かれながらも男木島ゆきのフェリーを待ちます。
http://jcbtheclass.com/card/blog/2019/07/30/01-57/
男木島
10時20分発のフェリーで男木島へ向かいます
15分くらい前に港に到着しフェリーを待ちましたが、もうすでに10名くらいの方が待ってました
10時20分女木島着のフェリーはものすごく沢山のお客さんでした、どうやらこの便は乗客の全員が乗れなかったそうで、臨時便が20分後に到着するとアナウンスされていました、高松港の行列もすごかったんだろうなぁ
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定刻通り10時40分に男木島へ到着しました
最終目的地のフェリーですので、ほぼ全員が下船します
みんな楽しそうな表情
男木島は、港前のメインストリートはそこそこの広さの道ですが、一本山手に上がるとご覧の通り幅1mくらいの坂道が続きます
オンバファクトリー と オンバカフェ
坂道の多い男木島で進化を遂げた乳母車「オンバ」そんなオンバを芸術作品として展示
ファクトリーの向かいには古民家のカフェが、もう一目惚れです、夏の強い日差しにスっと抜ける島風
夏休み感すごない!!
庭にはテラス席が、室内は、大きなテーブル席、ちゃぶ台席、窓際席、縁側席、小学校の椅子テーブル席などどの席も個性に溢れどこに座ろうか迷います
この日から急に夏らしさが全開になり、非常に暑く水分補給です
はちみつレモンと白玉ぜんざい、しそジュースとカルピスを注文しました
レアチーズケーキを頼むと、ケーキの形がオンバになっているそうです
マイボトル持参で飲料水のサービスも
男木島図書館
細い道を歩くと、図書館に続く道と看板があります、ここは瀬戸口国際芸術祭とは直接関係がありませんので、案内看板はありませんので、スマホのナビ等を利用した方が良いです
念願の男木島図書館に到着しました
屋根にプランターが置いてある
写真はありませんが向かいにカフェの販売所があり、芸術祭の開催期間中は図書館の中で飲食も可能です。
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館内は柱と窓以外は全部本棚になっており、想像以上に本が沢山ありました、部屋の中央は小学校の机とイスが数テーブル、角にはソファ席が用意されていました
カフェで購入した「鯛カレー」あっさりしている中にもしっかりとスパイスを感じ、鯛の旨味も混じり和風な印象もある美味しいカレーでした
念願と図書館の雰囲気は最高でこれを見られた良かったなと感じましたが、図書館の女性店員さんが忙しいのか終始、パソコンを触っており、接客もなく食器を片付けてはパソコンを触るを繰り返しており、うーんと残念な気持ちになりました
記憶のボトル
お昼をすぎ、暑さがピークを迎え、小さな島とはいえ坂道だらけで、僕たちのような小さな子供連れには厳しい条件になりました
とはいえせっかく来たのだからと休み休み進みます
蔵を改装した展示スペース
男木島、すごく雰囲気も良く、オンバカフェは店員さんも愛想よく対応していただけましたが、全体的な印象はあまりいいものではありませんでした
僕たちが行ったお店選びが良くなかったのかもしれませんが、芸術祭の期間中はほっといてもお客さんが来る的な接客が感じられ残念な気持ちになりました
大島
暑さと、お店選びの失敗もあり、早々に男木島から移動しました
当初の予定では、男木島から大島へわたるフェリーに乗るつもりでしたが、休憩も兼ねて一旦高松へ戻り、そこから大島へ向かいました
14時35分、大島着です。
大島は船着場のみで、待合所の建物がありません、日差しの強い時期や天候の悪い時などにしのげる場所がありませんので、ご利用時にはご注意ください
これまでの島とは雰囲気が全然違いました、療養所内を散策した為ですね、病院の敷地内を歩いているような雰囲気でした
「Nさんの人生・大島七十年」-木製便器の部屋-
療養所で生活された方の作品…というか魂の叫びでした
突然家族と隔離された人生、想像を絶します
療養所内には「ハンセン病」や「療養所」に関する資料室があり、当時の生活や思いなどをうかがい知ることができました
少し興味は持っていましたが、正直この芸術祭がなければ立ち寄らなかった
まとめ
1日で3島を巡る弾丸ツアーでした、正直無理がありました
急に暑くなったので、子どもを連れてはかなり大変で、休み休み行動した為、あまり展示を見れませんでしたし、フェリーの時間が気になって見ずに引き返しもしました
しっかり見て回ろうと思うと、1島半日から1日を費やしてもいいかなと思えるボリュームと見応えのある作品でした
夏編は8月25日まで、秋編は9月28日から11月4日までと、まだまだ開催期間はありますので、少し足を伸ばして見に行かれてはいかがでしょうか?